古いバージョンのRailsアプリケーションを作る

railsコマンドの後に、"_バージョン番号_" を付与するとそのバージョンで動作する。

下記バージョン確認。

$ rails _1.2.3_ --version
Rails 1.2.3

バージョンを指定してrailsプロジェクトを作成すると、そのバージョンで骨組みができあがる。

$ rails _1.2.3_ project名
()

古いバージョンのRailsで動かす。

そのコマンドはこちら。

$ rake rails:freeze:gems

プロジェクト直下でこいつを実行すると、vendorディレクトリ配下にrailsディレクトリが作成され、そこに$RUBY_HOME/lib/ruby/gems/1.8/gems 配下に存在するrails関連ファイルがコピーされる。するとこのプロジェクトはvender/rails配下のファイルを優先し動作する。現在の環境を残しつつ、Railsのアップデートを行いたい際に非常に便利。

ちなみに無効にしたい(元に戻す)場合には、以下のコマンドを実行。

$ rake rails:unfreeze